01.虹のこども

 

 

また夢を見た。

 

ボクは一人の赤ちゃんを「たかいたかい」しようとしている。

 

この子は誰なんだろう?

ココだろうか?

いや、ココじゃない。

この子は男の子だ。

 

せっかく「たかいたかい」しているのに全然うれしそうじゃない。

ふてぶてしい顔でじっとボクを見ている。

 

そしてとにかく…デカい。そして重い。

 

2,3回「たかいたかい」しただけで、もう腕がパンパンだ。

この子を何時間もあやしたり、ずっと抱っこしておくなんて、とてつもない重労働だろう。

もしこの子がボクの子だったら…大変な毎日になるんじゃないだろうか。。。

 

 

目が覚めると少し汗ばんでいた。

横には奥さんが、すやすやと眠っている。

 

ハッと思い出した。

 

…そうだった。

奥さん、妊娠してるんだった。

 

ということは、夢に出たあの赤ちゃんはまさか…

おなかにいる、この子か?

この子なのか!!??

 

 

 

次回はよもやま話「虹のこどものこと」です