センター試験

 

先週の土日、朝の電車には参考書を持ったたくさんの学生さんが乗っていた。どうもその日は大学入試センター試験の日だったらしい。ボクの住む地方ではセンターの日は、なぜか異常に寒くなることが多い。その日もとても寒かった。そして学生さんたちを見ながら、自分の大学入試の時のこと(もう20年くらい前のはなしだけど)を思い出していた。

 

ボクには子どものときから目指していた職業があって、そのためにはそこそこ偏差値の高い大学に入る必要があった。だから必死に勉強した。もうほんとうに、これ以上は無理というくらいに。

でも希望の大学に入ることはできなくて、結局ボクは他の道を選んで今に至っている。後悔はない。もう一回挑戦しても、きっと無理だったと思うから。あれが精いっぱいだったと思うから。

 

 

ココのことを思い出すときやっぱり、何が悪かったんだろう、他に何ができたんだろうということは考えてしまう。でも何度思い返しても、そこに答えは出てこない。あれが精いっぱいだった。

 

仕方なかった、どうしようもなかった。そう頭ではわかっていても、気持ちの中では…という時期はそれなりに長く続く。精いっぱいやったから後悔はないけど、思い描いていた日々がもうやってこないことを受け入れるのは、やっぱりとても苦しい。