解き放て 生命で笑え 満月の夕
解き放て 生命で笑え 満月の夕
(作詞・作曲:中川敬 & 山口洋)
タイトルは「満月の夕(ゆうべ)」と読みます。
もともとは1995年の阪神淡路大震災の復興を祈って作られた曲だそうです。あの1月17日の夜、空には満月が出ていたのだとか。
そして2011年3月11日の東日本大震災、この曲は再び人々の心を打つ曲となります。ご紹介するのはアン・サリーさんとNO NUKES JAZZ ORCHESTRAのコラボレーションによるバージョン。
震災被害を不妊や流産・死産と同列に考えるのは間違っているかもしれません。
でもこの曲の持つ、
どうしてこんなことがという、やるせなさ。
でもなんとかそれを受け入れる、いさぎよさ。
そしてまた前に向かっていこうとする、つよさ。
そんなエネルギーを感じると、少し泣いた後にはまた力が湧いてくるようにも思えるのです。とてもとても美しい曲なのでぜひ聞いてみてください。
2012年「NO NUKES JAZZ ORCHESTRA (ノー・ニュークス・ジャズ・オーケストラ)」収録曲
次回は不妊治療記「37.3度目の移植とフライング検査」です