35.ジャパンテディベアフェスティバル

 

前回のつづき

 

数週間後、HPでついに展示即売会が告知されました。場所も十分いける距離。スケジュールも空いてる。よし、絶対行こう!

 

展示即売会は「ジャパンテディベアフェスティバル」という、国内の熊作家さんたちが集まるフェス形式のもの。会場は作家さんごとにたくさんのブースに分かれていて、それぞれ作品を展示したり、その場で製作していたりする。アレルギー体質のボクは早速、埃で目がシパシパする(ノД`)・゜・。

 

ボクたちのお目当ての作家さんのブースは既に人だかり。思った通り、かなり人気のある作家さんらしい。それゆえに販売方法もちょっと変わっている。

 

どの作品も購入希望者が多いため、購入権をめぐっては事前に抽選が行われる。作家さんに往復はがきを送り、抽選で当たった人には「整理番号」が返信されてくる。

購入希望者はフェス当日の決まった時間にブースに集合し、整理番号順に呼ばれて、好きな作品を購入することができる。

 

ただしなかなかすごいのは、そのフェスにどんな作品が出展されるのかは、事前にほとんど知らされないこと。直前にインスタグラムにほんの数点写真が載るだけ。値段もわからない。

だからせっかく抽選に当たっていい整理番号をゲットしても、当日気に入った作品がないとか、あっても予算に合わないとかいうことは十分にありえる。購入者にはなかなかにリスキーなこのシステム。

それでもなかなか抽選に当たらないというのだから、やはり相当人気があるんだろう。

 

さて、ボクたちはどうだったか?

2人そろって送った往復はがき。ボクの方はあっさりハズレ。でも奥さんは見事に整理番号「8番」を引き当てていた。こういう時の奥さんの念の強さはスゴイ。

 

大事なはがきを持って、いそいそと人だかりのブースへ。テディベアフェスとはいえ、ボクたちのお目当ては熊ではなく、ウサギ。ブースに並ぶたくさんの熊たちに紛れて…

 

いた!ウサギ!しかも2体!

 

並んでちょこんと座っていた2体のウサギ。1体は20cmほどのミニサイズ。裸ん坊でニット帽をかぶっている。赤ちゃんみたい。もう1体はその倍くらい大きくてショートパンツを履いて付け襟を着けている。どちらも同じ顔をしていて、小さいほうが育って大きいほうになったみたいに見える。2体ともネットでみた過去の作品よりはるかにヴァージョンアップしていて、ますますかわいく、ますますココそっくりな顔をしている。

 

奥さんと作戦会議。

 

どうする?どうする?

小さいのは赤ちゃんみたいでココ度が高い。

でも大きいやつのほうが抱っこして遊べるサイズだ。

どうする?どっちにする?

 

ただしもちろん選べるのは、奥さんより整理番号の若い7人がウサギを選ばなかったら、の話だ。

でも大丈夫。他にもたくさんかわいい熊がいる。ほとんどの人のお目当ては熊のはずだ。たぶん…。

 

そしてついに運命の即売会がはじまりました。

 

 

 

36.テディベア争奪戦」へつづく


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