高校野球

 

ふとテレビをつけた時、バッターボックスに立っていた球児の名前には見覚えがあった。以前メッセージをくれた天使ママさんの、亡くなった息子さんと同じ名前だった。

 

もしあの天使ママさんが同じように試合を見ていたら、凛々しい表情でバットを握る彼を見てどう思うだろうか。それを想像するのはそう難しいことじゃない。

 

結局その打席で彼がヒットを打つことはなく、チームも逆転負けを期してしまった。でも幸い彼はまだ2年生だ。来年にはキャプテンとして、この強豪校を率いてまた甲子園へ戻ってくるかもしれない。そう考えると、来年の夏が少しだけ楽しみになってくる。

 

別に逆転劇や番狂わせじゃなくてもいい。高校野球はやっぱりドラマチックだ。