ココが亡くなってからいろんな人にいただいたお花を、奧さんはドライフラワーにしてずっと残していた。たくさんの小瓶に詰まったいろんな色、いろんな香りの花たち。先日ボクたちはそれを、ココの桜*の根元に撒いた。
ココの思い出としてずっと残していたものを手放すことには、もちろんそれなりの寂しさがあるけれど、見方によっては前を向いて進むことであり、気持ちの整理や区切りをつけたこととも言えるかもしれない。
でもボクはそういった心情の変化に、無理に理由付けしたくない。それはごく自然に訪れて、ごく自然に受け入れた変化だと思いたい。
ちょうど花びらが散るように。
さりげなく、ふわりと。
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