次の子を望むこと
ココがいなくなってから約一年後。また不妊治療を再開したときのボクたちが考えていたのは、ココの代わりを探すことでも、ココが帰ってくると期待することでもなかった。ただごく自然に、たぶん生きている子の親が思うのと…
続きを読む →ココがいなくなってから約一年後。また不妊治療を再開したときのボクたちが考えていたのは、ココの代わりを探すことでも、ココが帰ってくると期待することでもなかった。ただごく自然に、たぶん生きている子の親が思うのと…
続きを読む →不妊治療の結果とはいえ、妊娠が叶い、 流産死産を経験したとはいえ、結果的に次の子を授かったボクたちでも、 妊娠出産の話題にはいまだにナーバスになることに、驚く人もいるだろう。 ど…
続きを読む →職場の飲み会の帰り道。後輩が、妻が不妊治療中なんです、と打ち明けてくれた。奥さんのことやお金のことも不安そうに話していた。 あぁ、そう。大変だよね。うちもそうだったからわかるよ。と、前置きした…
続きを読む →大人になって、パパになって、一番びっくりするのは身近な人の事情が、想像以上にバラバラだっていうことですよね。 人の数だけ「普通」があり、「現実」があり、「かなわなかった希望」がある。そして、その人にしかわからない「気…
続きを読む →不妊、諦めないで=世界初「試験管ベビー」40歳に 2018/7/28 Jiji.comより ボクたち夫婦が体外受精のことを考え始めた時、やはり真っ先にうかんだのはそれに対する世間的な(あるいは…
続きを読む →よもやま話「大きなお世話」で登場した友人のフェイスブック。かわいい生まれたての女の子の写真とともに、「ついに私もパパになりました」と書き込まれていた。彼とはその後会っていなかったから(仲違いしたわけではなく…
続きを読む →職場でのある日のプレゼン大会のこと。PCを使った長いプレゼンをするときは、聴衆をリラックスさせるために時々全く関係ない画像を挟んだりすることがある。大概は目の保養になるようなきれいな景色の画像だとか、最近行…
続きを読む →「代理母」に関しては不勉強であまりよくわからない。不妊治療の一つの(というかかなり発展的な)オプションであるとは知っているけど、技術的・制度的・倫理的にどのような問題があり、それが合理的に解決できるものなの…
続きを読む →ときどき都市部に出張に出かけることがあって、そのときはホテルを自分で予約するのだけど、大概はなかなか決まらなくて困ってしまう。 まずはホテルを探すためのインターネットサイトを決める。目的地のすぐ近くのホテル…
続きを読む →生後5日目、べべには5000~1万人に1人という先天性の病気が見つかり、搬送先の大学病院で緊急手術を受けます。 真夜中の手術待合室で、ボクは思いました。 あぁ、まだ終わりじゃない…
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