Would you know my name
if I saw you in heaven?
もしいつか天国で会えたら
大きくなったキミはボクのことを
「お父さん」って
呼んでくれるかな
(ここトト意訳)
エリック・クラプトンのこの世界的名曲は、実はわが子を失った喪失を癒すための曲でした。
クラプトンは1991年、4歳の息子コナーをアパートからの転落事故で失い、自宅に引き籠ってしまうほどのショックを受けますが、翌92年にコナーに捧げる(あるいは自分に捧げる)この曲を作ったことでその喪失を乗り越えたとされています。
興味深いのはクラプトンが2004年にこの曲を演奏することをやめてしまったこと。その理由を彼は「喪失感がなくなったから」と説明しています。しかしそう言えるようになったのは息子さんが亡くなってから実に…13年もたってからのことなんですね。。。
アルバム「Clapton Chronicles: The Best of Eric Clapton」収録曲
次回はよもやま話「不妊治療記を寄せました」です