3/30のYahooニュース特集「妊活クライシス-男女の意識差が夫婦の危機に」はお読みになられましたでしょうか。以前このブログをご紹介いただいた「コウノトリこころの相談室」*さまでも、この特集がピックアップされています。
素人ブログながらも、こうして妊活・不妊治療などについての文章を日々書いておりますと、それなりに他の方の書いておられる文章も気になってくるもの。特にこのようにプロのライターさんが書いておられる文章というのは大変勉強になります。
ん~こういうリズムだと読みやすいのか。
あ!こういう言葉の選び方あったな。
理系男子的探究心が刺激されまくります。さすがに明瞭、簡潔、読みやすい。
内容もすごく共感できることばかり。『夫にも不妊検査を受けてもらった。「問題なし」の結果が出ると~』のくだりなんかはボクが以前ブログに書いたこととまったくおんなじ**。
他にも死産に関すること、普段の振る舞いに関することなど、特に(ボクを含めて)奥さんの気持ちが「わかってる」つもり、「一緒にがんばってる」つもりの男性たちにはいろいろ考えさせられる文章だと思う。
不妊に悩む人もそうでない人も、たくさんの人に読んで欲しい。素晴らしい記事だと思います。ぜひご一読をおすすめします。
ただ、一つ意見を言わせてもらえるなら、
この手の不妊治療を扱うルポは、どうしても不妊治療の「つらくて苦しい」部分がクローズアップされがち。
もちろん全く正しい。不妊治療はつらくて苦しい。
でも不妊治療のおかげで、自然にはできなかった我が子を授かることができた人はたくさんいる。
そしてボクたち患者はその希望をもって、前向きに治療に取り組んでいる。
深刻な問題提起も、こうした明るく前向きな話も、同じバランスで取り上げてもらえたらもっといいなぁと思います。
暗い話ばっかりだと、これから不妊治療に向かう人たちがかわいそうだもんね。
*「コウノトリこころの相談室」さまのご紹介記事はこちら
**不妊治療記「09.精液検査」
次回は天使のはなし「じっと息をひそめて」です